お米の収穫・脱穀・精米・ポン菓子

※ポン菓子:平成22年12月より
2学期の終業式に若竹で収穫したお米を自分たちで脱穀し精米し
地域の方の協力でポン菓子を作っています。


精米の様子はこちら…

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ポン菓子 
 
 材料は当園で育て精米したお米です。
 前日にお話をされていた子供たちは朝からウキウキで登園してきました。園庭には なにやら不思議な道具がたくさん置いてありみんなオッカナビックリ近づいていました。



少し観察をしていると、おじさんが笛を吹くと同時に「
ボン!!!」という大きな音と白い水蒸気があがりました。
子ども達は「ビックリしたぁ〜」などと言いつつも興味しんしんです。味付けが終わると試食です。
 出来たてのお菓子を両手いっぱいに持ったり持ってきたコップに入れてもらい味見していました。出来たてのポン菓子は暖かくちょっぴり甘く本当においしかったです。まだ玄米で作っているため香ばしい風味が多いようにも感じました。


終業式が終わった後は全員で外へ集合し全員の前で「ボン!!!」をしました。体がびくっ!!となった後に笑い声。全員ビックリしていたことは間違いありません(たぶん…)


「ポン菓子ありがとうございました!!」上手に言えました。




学期末の荷物とともにオレンジ色のポン菓子袋をみんな大事に持って帰っていました。みんな3学期も元気に幼稚園きてね♪

今回の試みを通して子ども達はお米が育ち、口に入るまでの工程をふみ、「お米を食べる」までの大変さを遊びの中で体験出来ました。作業中にこぼしたお米を「モッタイナイ」と言いながらひとつぶ一粒拾ってくれたのがとっても印象的でした。

また、地元の方の協力でポン菓子という家庭では出来ない物も体験でき、更には保護者の皆さんにもお手伝いいただき盛大に行うことができました。
ご協力いただいた方、本当にありがとうございました。
 おまけ
 
左:白米 中央:白米のポン菓子 左:玄米のポン菓子
  ポン菓子と白米で比較すると何倍にも膨れています。
 玄米のポン菓子には糠が焦げた跡が付いています。(香ばしいです)
 玄米と白米のポン菓子の大きさの違いはお米に含まれている水分量の違いにより違うようです。白米はおととしの米、つまり古々米だそうです。水分が少ないほうがよく膨らむのだそうです。

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